スケルトン・リフォームは、このようにほとんど柱だけにして構造補強をして間取りも変える
大規模改修工事です。
予算やご希望、現在の状態に合わせて内容は個々に変わりますが、ほとんど柱だけに
してしまう場合と外壁は残したまま内部をがっさり裸にするやり方の2パターンあります。

ここでご紹介しているのは、柱だけにした場合ですが外壁を残したやり方も行ってます。
両者の違いは、外壁を残したままの場合は窓の位置が変えられないので間取り変更に
制約が出る事です。また当然ながら外観も変わりません。
柱だけにした場合は、間取り・外観ともかなり大きな変更が可能です。

構造体はどちらも新築とほぼ変わらないくらいに補強する事ができますが、外壁もやり直す
場合は構造用合板で面剛性をとることができます。

ご自宅が古くなってきて地震が心配、古い家で暮らしにくい、今の家族構成に合わせた間取り
にしたい、でも建替えるのももったいない、という場合には既存の家を生かして古い家を
まったく新しくリノベーションすることができます。

新たに土地から探して新築したいのだけれど予算が心配、という場合などは、中古住宅を
購入してスケルトン・リフォームすると予算に合わせた家づくりができます。

この写真は中古住宅を購入してスケルトン・リフォームした時の工事写真です。
もちろん設備や内装にもよりますが、そこそこグレードを上げても新築の7〜8割くらいの
工事費ですみます。

ビフォー・アフターの写真をギャラリーにのせていますのでご覧下さい。
- スケルトン・リフォーム -


このように間仕切りは全部はずしてしまいました。


柱も抜いて大空間にします。もちろん補強します。


柱・梁は構造設計しながら追加していきます。


バスも玄関も移動。階段も取替えます。


必要に応じて基礎補強します。


筋交金物、引寄金物、構造用合板ですべて補強。