税金の種類としては印紙税、登録免許税、不動産取得税、
消費税、固定資産税、都市計画税があります。
印紙税と消費税以外は土地と建物それぞれにかかります。
印紙税(15,000円)、登録免許税(評価額*0.6% 軽減措置
適用として0.15%)、不動産取得税(評価額*3% 軽減措置
適用として1200万円評価額から控除)
固定資産税と都市計画税は役所に問い合わせて下さい。

  ※ 住宅取得に関わる贈与に関しては大幅な減税が予定
     されています。予定がある方は調べておく事をお薦めします。
     二世帯住宅の場合は親子での持分の線引きを登記の時に
     出資額に応じて決めて登記してください。思わぬ生前贈与となって
     しまうと痛い出費になります。

地域により時々確認申請時に水利権組合だの消防施設寄付金
だのという名目で市から要求される事がありますが、あまり
感心できたものではなく、問題視されています。
納得いかなければ拒否するべきだと思いますが・・・。
幸い横浜市はなにもなかったと思います。

それから確認申請手数料で申請料、中間検査料、完了検査料
合わせて45,000円くらいです。

  ※ 最近は民間の確認申請機関もできて値段はまちまちです。
     民間の利点としてはいろいろ融通がきくとこです。違法を許して
     くれるっていう意味じゃないですよ ^^;

あと建築費以外に既存建物の解体費がかかります。
大体、現状は木造だと25,000円/坪くらいです。
40坪の建物で100万円前後の計算です。

  ※ これは状況がめちゃめちゃかわりました。2002年6月末より
     建設リサイクル法が完全施行されて非常に厳しい分別解体が
     義務づけられています。そのため重機によるミンチ解体が不可能
     になり、これまでいらなかった足場代も必要になります。
     2002年6月現在で解体業界も対応が一定でなく、解体費も
     上記程度で200万から300万まで幅が広い見積もりになっています。

          
国土交通省による建設リサイクル法のHP

ただ、増加する産業廃棄物の処理や不法投棄・野焼きに対応する
ため(産業廃棄物の多くは建築廃材です)分別解体が義務づけられる可能性がでてきました。この間の国会では法案は先送りになりましたが、近い将来に可決されると思います。
そうすると、現在よりは解体に手間がかる分値段が上がるはずです。1.5倍以上になる可能性があるのでそれも考えておく必要がありそうです。
(実際はマニュフェストという、きちんと正式に処理しました、という書類が必要で、受け入れ側の処理場は分別しないと引き取らないことがほとんどになってきています)
環境の為には、解体処分費は値切ってはいけないものです。

大体以上が建築費以外にかかる項目です。