住宅エキシビション
この作品は神奈川県建築士会の主催で行なったj「住宅エキシビション」に出展した
ものです。(協働 kao一級建築士事務所)

住宅に賃貸部分をつくることで建築費をまかなうという形での計画です。

      ・ はたして何十年も安定した賃料を得ることができるのか?
      ・ 賃貸人はどんな人だろう?
      ・ 賃貸部分をつくってなおかつ住みやすい良い家にできるのか? 

それらに回答すべくデザインしました。

賃貸部分であっても豊かな空間であればそれにふさわしい人が住んでくれます。
また、そのような賃貸を必要としている人は多いです。
賃貸部分は43uですが、1階はRC壁式ラーメン構造にする事によって。両サイドが
全面開口でデッキを繋げる、開放的で明るい空間です。実際の広さよりもかなり
広く感じるでしょう。SOHOにも使えるように、アプローチから直接アクセスできる
プランになっています。

自宅部分はきっちり賃貸と分離し、落ち着いた個室空間と3階にも関わらずダイナミック
で自然を感じる事ができるリビングにシーンが分かれます。

都市型の住宅の課題として、開放しても周囲の視線が気にならないように造ります。
建築費と収入、デザイン、等々 トータルバランスのとれた計画が大事です。